|はじまり・はじまり
ことらです。
この度 theVault Collective of Sky | 考察座をリニューアルオープンするはこびとなりました。予定より1日遅れての7/28でしたし、重ねてもう過去なのでタイミングおかしい記事ですが気にしないで下さい。ありがとうございます。
旧考察座は遡ってみると2023年2月にオープンしています。こんなに反応あったのかと見返してみて口がギュッってなります。
リニューアル後はまた気合いをいれていきたい!と、今日現在の気持ちはとにかくも刻んでおきます。
今回のサイトが旧サイトと大きく違うのは、考察という枠を取り払い、全ての星の子にひらいたというところです。
継続しての考察はもちろん、Sky周囲の雑多な話でも日記でもいいですし、季節や日々のこと、フレンドとの思い出、2次創作の保管場所としてや推し語りも歓迎です。専門性の高い学問的な内容や、企画の紹介、裏話などなど。Skyの外にはあるけれど、シェアメモの拡大バージョンとして自由に見て書いて、楽しんで頂ければ嬉しいです。
|これから・ここから
今後この場所にはたくさんの書棚を増設し、砂に埋もれた部屋をきれいにして灯りを点けていければと考えています。
たくさんの書棚は、登録いただいた星の子たちの記憶が並ぶ棚ですね。
部屋というのは、簡単に言えば星の子が楽しむのにあると便利な部屋です。仮にこの部屋が並ぶ通路を「星座回廊」と呼ぶことにしてみました。例えば、エアレースの情報や記事が集まる部屋。いろんな星の子の創作作品が一覧できる画廊。ここどこ企画のお題を一覧し管理できる「ここどこ案内所」。要望に応じて部屋の管理人さんをお呼びし、場所や仕組みを提供できればと考えています。
|蛙
短めのご挨拶の結びに、さむいねでおなじみの蛙詩人、草野心平さんの詩を置いておきます。
さやうなら一万年 | 草野心平
闇のなかに
ガラスの高い塔がたち
螺旋ガラスの塔がたち
その気もとほくなる尖頂に
蛙がひとり
片脚でたち
宇宙のむかうを眺めてゐる
読者諸君もこの尖頂まで登ってください
いま上天は夜明けにちかく
東はさびしいNile Blueで
ああ さやうなら一万年 の
楽譜のおたまじやくしの群が一列
しづかに
しづかに
動いてゐる
しづかに
しづかに
動いてゐる
註「さやうなら一万年」はカルピによつて作曲された最も一般的なエレヂーである。
草野心平「定本蛙」より
崩れゆく王国の中で、こんな心持ちで星を眺めていた精霊がいたかもしれませんね。
ではまた。