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どうして私の星の子が生まれたか。

こんにちは、私はMirai。そしてアイコンの星の子はミライちゃん。

今回の話はミライちゃんがどうして生まれたのかって話だ。

A.skyのアカウント作ったから!

確かにそうだけどそうじゃない。ミライちゃんというキャラクターの話だ。

skyをしたばかりの頃、ミライちゃんはまだ名前がなくて、私とskyを繋ぐただインターフェースだった。

使命を確認した時、背負った物語の重さを感じ取った時、これはただの操作キャラじゃないと感じた。

その時に、ただのインタフェースから星の子になった。

だけど名前はなかった。

名前がついたのは、他の星の子と交流する時だった。

名前を尋ねられた時に咄嗟に自分の本名から1文字だけちぎって「ミライ」と名乗った。

その時に星の子は「ミライ」になった。

それでもミライちゃんはおらず、私が星の子だった。

分裂するようになっていったのは冬の日に峡谷へ入った時だった。

明らかに雪山なのに裸足の半ズボンでも平然としていたので、「おおこの子はすごいやつかもしれん」と思うようになった。「それはそれとして見てるとこっちが風邪ひきそうだ」と少し思った。

「早く防寒着が来ないものか」と待ちながら過ごしているととうとう羽ばたく季節で防寒着がやってきた。

そうしてすぐに着せてみると…

「あたたかそうなだけじゃない、めっちゃかわいい」

まさに、この少女は私の元に舞い降りた天使だった。ポニーテールというシンプルな髪型、華美ではない落ち着いたデザインの装備から裏付けされる旅の実用性と堅実さ。初期装備の面影を残しながら季節の装備を組み合わせたるや…! 素朴だけれど見窄らしくない絶妙なバランス感は私の心の隅々まで魅了した。

それでミライちゃんの見た目が決まった。

そうしていつのまにか「ミライ」という星の子がミライちゃんになった。

ある日他の人の真似事がしたくなり、ミライちゃんに人格イメージも入れてみた。
ある時はゲームのキャラクターを参考に、またある時はカウンセラーを参考に、自分の心を守ってくれるように、幼い自分を律してくれるように作っていった。さらなるリアリティの重みを付与するために私がskyで体験したことや、私の性格の一部を彼女に練り込んでみた。

そうして、いつもはしっかりしていて、心が弱った時にはそっと寄り添ってやわらかく話してくれる。優しい星の子ミライちゃんは生まれた。