光る星の子インタビュー #06 ソルとシュガさん
『一筆一線に、導きの灯を込めて』
✧ 当記事の最後に『各エリアの地図まとめ』へのリンクを貼っています。もっと地図の細部を見たい!という方はぜひ併せてご覧ください。
✦Skyをはじめたきっかけを聞かせてください
「風ノ旅ビト」をプレイして世界観や音楽が好きだったため、Skyの存在を知った時に飛びついて始めました。当時Androidだったので、Android版が出た時の『想いを編む季節』から始めています。
✦水彩画は以前から描いていたのでしょうか?
水彩歴はコロナ禍の少し前から、知り合いに誘われて教室に行き始めたのがきっかけです。それまでは学校の美術ぐらいでしか水彩絵の具は触ったことがありませんでした。
先生は透明水彩画家の方で、ノウハウを直々に教えていただきました。普段描いているのは静物画や風景画が主になります。
まだまだ未熟者で今も習っています。

Sky絵を描き始めた頃は、水彩画を習い始めた頃でもあってとにかく何か描きたくて、思いついたのがフレンドさんたちを描くことでした。フレンドはSky内で知り合った方もいますが、カケラ交換の為だけの方もいました。カケラを送りあうだけの交流のないフレンドさんの場合は、いきなり飛んで行って土下座して頼み込み、モデルになってもらいました。
風景の中に星の子がいる絵が描きたかったので、モデルさんのお気に入りのコーデを、お気に入りの場所を背景に描く事が多かったです。
✦投稿にはフレンドさんと交流しているスクショも多く、楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます
類は友を呼ぶといいますが、長くやっていると類友ばかりになります。探索好きなので、探索好きなフレさんが多いです。事前に待ち合わせすることもあれば、ホームでばったり会って遊ぶぐらいで、今はソロの時が多いです。
意外と思われるかもしれませんが絵師さんのフレさんは少ないです。

フレンドさんとの色鮮やかな1枚は、ご自身の1周年記念に描かれたもの。この作品は公式アートブック“The Art of Sky”にも掲載されています。

フレンドさんとの遊びのアイデアも様々です
✦Skyの地図を描こうと思ったきっかけは?
ゲームの地図を描くのは実は初めてではなくて、思い起こせばドット絵時代のゼルダの伝説の地図から、Sky以外の直近(と言っても10年も前です)では「人喰いの大鷲トリコ」の地図を描きました。
Sky地図の初投稿は峡谷神殿の迷路だったと思います。
暗くて迷子になるので何がどうなっているのか解明したくて、赤いキャンドルを灯しながら壁のレンガを一枚ずつ数えて図面にした覚えがあります。

今のソルさんの地図を知っているとシンプルに見えてしまいますが、現地のあの暗さと襲ってくる蟹の中で壁のレンガを数えるのは大変だったはず…!
本格的に描き始めたきっかけはデイリーライト導入の時です。
それまで150個の光でキャンドル1本だったのが変わり、光何個で1本になるのか検証するのに地図上に場所と数が描いてあった方が解りやすいと思ったからです。自分が解明したい事があるから描き始めたといった感じでしょうか。
孤島から書庫までの地図 ✧1 を完成させるのに3カ月かかりましたが、描き上げた頃にはいろいろな方によってデイリーライトの仕組みは解明されていたので、考えを改めキャンマラルートを考える参考になればとX(ツイッター)と『Fandom Sky: Children of the Light Wiki』 に投稿しました。
✧1 以下『本格地図』と表記します。飾り縁や古紙風背景といった独自のスタイルもこの時の公開からスタートしました。

本格地図公開の10日前に投稿された『風の街道』。
本格地図の制作中に羽ばたく季節が始まり、すでに完成していた雨林の地図に風の街道を差し込めなかったので、先に浮島の部分だけ描いて公開したのだそう。「雨林地図には無理やり入り口だけ差し込んだ記憶がありますw」とソルさん。
✦地図作りでのこだわり・大切にしている点を聞かせてください
本格地図を一挙に公開したのが2021年10月16日、それから約5年経つ今も地図を描き続けています。
描きっぱなしではなく、変更があると更新していくのが独特かなと思っています。

新エリアの作成だけでなく、アップデートで変更された要素はほぼリアルタイムで反映。
解りやすい地図にする為に、きっちり描いた方が解りやすい判断したらきっちり描くし、いらない部分はざっくり簡略化したりします。その辺りのさじ加減をどう考えているのかは説明するのが難しいです。
手描き感は大切にしていて、真っすぐな線でも定規は使わないです。
多少の歪みや手振れはわざと直さないことが多いです。

直線的な神殿内もよく見ると手描きなのが解ります。「オフィスだけ定規を使ったみたいです。現実世界だから?(ソルさん談)」
風景画でよくあるように手前の景色が下で遠くが上に描かれているのと同じ感覚で、下からスタートして上に進んでいくように描いています。そう描けないものもありますが・・・
地図を描いていると、コンテンツイメージから3D世界に作りこむゲームクリエイターさん達の仕事ぶりとか、こだわりとか、ちょっとした遊び心を垣間見る時があります。
Sky独特の美しい世界観に浸かって地図を描くのは楽しいです。
新しい季節が始まるときはどんな世界が待っているのかワクワクします。

当記事公開時点(2026.5)での最新マップ『さすらいカーニバル』。実際のエリアと見比べながら探索すると、より楽しめると思います。
✦地図作りで特に大変なのはどんな所ですか?
写真からトレースできる所はありがたいのですが、描き切れない所の方が多く、そういう場所は結局現場に行って実際歩き回ったり、裏世界から覗いたり、足(羽?)で稼いで体感と方向感覚で描くような感じです。頭の中で全体像を構築して何度も下書きを直して整えていきます。
建物内の地図を描く時は、今でも壁のレンガの数を数えたり床の石畳みの数を数えたりして大きさを計り図面に起こすので初期から基本は変わっていないです。
とにかく地味で根気のいる作業です。
✦地図への「ちょっとした工夫」があれば聞かせてください
さり気なくやっていることが多いので、尋ねられても思い出せないことが多いです(笑)
(…とのことですが、投稿や挙げていただいたケースからいくつか図解してみました)

日没エリアに登場するならいの季節の精霊は、他の精霊と色を変えて表現

風の街道の一番大きな島の風穴の入り口。それぞれに異なる模様をしっかり描写

暴風域でしっかり描かれた坂の段差は、飛んでくる石をよけられる所を示しています(風の向きによっては当たります、とのこと。リトル限定の場所もあるそうです)。この地図の完成記念企画「#エビ坂攻略2023」も参考にぜひ。
✦ちなみに、1日どのくらいSkyをプレイされていますか?
アップデートに伴う再マッピングやフレンドさんとの交流など、投稿を拝見するだけでもかなりやりこんでいらっしゃるのではと思うのですが…
昔は色々探索をしていたので2~3時間はざらにやっていましたけど、最近はリアルも忙しくなってずいぶん減りました。シーズンとイベントが無い日にはインしないこともあります。
地図を描いているときはインしっぱなしです。
✦ソルさんにとっての「Skyの魅力」を聞かせてください
アーティスティックな風景、美しい音楽がゲーム選びの肝なので、そこがぴったりなところです。裏世界に遊び心がある所が大好きです。

✦最後に…非公式イベント『Skyファンアート展in OSAKA ✧2』の発起から当日の思い出まで、自由に聞かせてください。
『ファンアート展in OSAKA』は「絵の展示」が公式のアートフェスと大きく違う特色だと思います。発起に関しては、水彩画の原画を見てもらいたい気持ちが以前からあり、そこへ公式のアートフェスに行きたいけれど行けないジレンマが引き金になっています。
開催においては壁展示ができる会場が必須条件でした。

左/全てはこのつぶやきから始まりました。
初回の出展者募集ポストは、あっという間に枠が埋まり削除されています。右は追加募集時の投稿。
最初は5人も集まればいい、こぢんまりとした開催のつもりでしたが、あれよあれよという間に沢山参加いただいて、演奏パフォーマンス・映像・環境音楽・イラスト・手工芸品まで多岐にわたるクリエイターが集まり驚きと感謝です。

当日の会場配置図もソルさんテイストで。
全てがゼロベースからで大変でした。一時は自分のキャパ以上に負荷がかかって追い詰められましたが、個人主催から実行委員会に切り替えていただいて、優秀な委員さんたちが集まり支えてくれました。皆さんには感謝しきれないぐらい感謝しています。
大阪でやりたいと集まってくれたメンバー達の熱い思いの結晶が実現できて、そして沢山の方に来展いただいて、宝物の体験ができました。
出展者の皆様、来展者の皆様、助力いただきましたTGC Japanに感謝申し上げます。
またお声を掛けてくださった皆様、差し入れを下さった皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。ありがとう~!
来年2027年もファンアート展in大阪は開催予定ですので楽しみにしてください。
✧2『Skyファンアート展in OSAKA』2026年3月21・22日開催
特設サイトはこちら⇒ https://sky.diosa.jp/
✦ソルとシュガさん
「砕ける闇の季節の「いにしえの追想」の世界、あの静寂が好きです。
静寂の中で一輪の花を咲かせたい。」
アイコンのモデルは愛猫のシュガちゃん。「子猫飼ってん!と言ったらフレさん達が見せてーというので、かわいいシュガにゃんを見せるためにツイッターを開設しました」とのこと。それが地図・水彩・ファンアート展in大阪 へと繋がっていったと思うと、シュガちゃんにも感謝!ですね🐈
※当記事は2026年5月に文書で回答いただいたものを元に構成しています。画像はXの投稿を元に作成し、ご本人のご確認を経て掲載しています。本文を含め転載は固くお断りいたします。
