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光る星の子インタビュー ✦#05 cotoritoriさん

光る星の子インタビュー #05  cotoritoriさん

『現実の世界に、Skyの光を灯して』

 


 

✦Skyを始めたきっかけを教えてください

Skyを始める前は別のゲームに夢中で、SNSでイラストを描いて投稿していました。

ある時、相互フォローしていた方が、淡い光に包まれて手を繋いだ5人の子どもたちのイラストを投稿していました。その可愛らしく神秘的なイラストに惹かれて、素敵ですとコメントを送ったところ、“Skyというゲームのアバターで、私とフレンドたちです”  “ことりとりさんにもぴったりなゲームだと思います” と教えてくださいました。

その方がSkyのスクショを投稿されていたのを思い出して、「あの、景色が綺麗なゲームか…!」と興味を持ったのがきっかけです。

 

立体手芸の印象が強いcotoritoriさんですが、SNSでは星の子や風景のイラスト作品も多く投稿されています。

 

 

✦イラストではなく立体でSkyを表現したいと思ったのはなぜですか?

ざっくり言うとSkyの生き物を外に連れて“推し活”をしたかったからですね。特に羊毛フェルトの星の子が生まれてから、色々作ってみたいとより強く感じる様になりました。

 

また、立体だと現実世界で触ることが出来たり、実際に存在していると感じられたりするのが嬉しいからだと思います。

自然光を浴びて立体が陰を落としている様子が好きです。作品が完成して写真を撮ってその情景を切り取って、静物画の様に眺めるのも好きです。

 

 

Skyのシンプルなモチーフ・造形でありながら愛らしさや美しさを持っている部分が好きです。Skyのシンプルなデザインが “もしかしたら再現出来るかも” と素人まっさらな私の制作意欲を引き出してくれたのだと思います。

 

他に好きなゲームとして「ゼルダの伝説シリーズ」「Undertale」など様々なジャンルの作品を挙げて下さったcotoritoriさん。学生時代はスプラトゥーンのイラストをSNSに投稿しておられたとのこと。

そんな中であえて立体をとチャレンジされたきっかけは、そのままSkyならではの魅力にもつながっている気がします。

 

初のSky立体作品はフェルトで制作。ふわふわの羊毛を専用の針で繰り返し刺して固めていく、地道な手法です。2025年のSkyArtFestでは、ご自身の原点でもあるカニちゃんを頒布(画像右)。たくさんのファンの手に渡りました。

 

 

✦作品を作るときに大切にしていることを聞かせてください

“Skyのアイテムがもしも現実世界にあったら、こんなふうかもしれない” を追究することを大切にしています。素材そのものや、材料の色を特に考えています。

 

まず、アイテムが精霊たちによる手仕事で作られているのだとしたら、その軌跡をどう辿って行こうか?と想像します。

 

 

Skyの王国も光が差す環境は様々なので、撮影環境によってモノの色の見え方が変わりますね。そこで、現実世界の自然光に近い場所を探ったり、作りたいアイテムに合わせたりして、色んな場所でスクリーンショットを撮ります。そこから現実世界ともマッチしそうと納得のいく材料の色を探していきます。

すると最終的には私の視野や好みからSkyを表現した仕上がりになっていく…そう思っています。

 

作品の投稿には、元になったスクリーンショットが添えられていることも(例:右画像4枚目)。

形だけでなく色まで忠実に再現されています。

 

 

✦扱う素材の幅がどんどん広がっていらっしゃいますね。素材探しのエピソードや、失敗談などはありますか?

素材の吟味や材料探しは、情報収集も兼ねてネットサーフィンですることが多いです。たまたま立ち寄った手芸屋さんやホームセンターで何かの資材に一目惚れして、どうにか作ろうとしたこともあります。

 

例えば…2023年から2024年にかけて制作した冬編むマフラー。それまで棒針編みはしたことがなかったのですが、落ち着いた色味の赤い毛糸をお店で見かけてあまりにもときめいてしまい、編んでみたいと挑戦しました。とてもお気に入りです。

 

 

そこでの失敗談としては、一般的な編み方で進めて行くと、編み地が平らではなく筒状に丸まっていくんです。棒針編みは初心者なので対処に悩みました。

毛糸がアクリル製なのでスチームアイロンを使うと失敗してしまうのではないか、たくさん編み進めた後なのに途中から編み方を変えるのは不自然だ(それとも編み直す?)とか、調べて悩んでを繰り返し、2枚編んで裏表に合わせることで自分を納得させました。

 

最近はまた編みたくて毛糸を買ったり、バルサ材(軽い木材)を買ったり、陶芸について調べたりしています。陶芸までは出来なくても、いつかオープン粘土は触ってみたいなと想い続けています…。制作時間が取れるかどうかの勝負ですね。

 

ブラックライトで光るスノードームでは、水漏れや気泡の発生など技術的な難しさに悩まれたとのこと。そんなアクシデントがありながらも、終始楽しみながら制作されている様子が投稿から伝わってきます。

 

 

✦SNS投稿時に添える言葉は、制作中に思いついたり、制作前からイメージしていたりするのでしょうか?

制作中は全く意識しておらず、投稿する際に決めています。作品の写真をじっと眺めて、制作中にこだわっていたことを思い出したり、そのアイテムの背景を考えてみたり…で決めていると思います。

 

作れたよ!という報告が出来るのが嬉しいので「作りました」という言葉が入っていることがほとんどですが、専用チケット(旧称:専用通貨)の投稿はちょっと遊び心を入れていますね。

 

作品・写真・言葉の重なりによって、Skyと現実世界が穏やかに温かくつながっていく…そんな所もcotoritoriさんの投稿の魅力だと思います。

 

 

✦Skyの作品作りを通して、特に印象に残っている出来事を聞かせてください

昨年sumiさん(@skynosumiと共同主催してファンクリエイター7人で創った『星の箱庭展』など、Skyを通じた温かな繋がりは本当に嬉しくて幸せなことだと思っています。

 

非公式ファンアート展示会『星の箱庭展 (2025.4.26 )』

開催の様子はこちら→ #星の箱庭展  

 

また、SNSでとてもお世話になっているファンアート作家さんたちと “作品交換” をさせて頂いたことがあります。3年くらい前のことで、今はSkyをおやすみされている方々・昨年のSky ArtFestに出展されていた方々・ずっとSkyでもフレンドでいてくださっている方々と様々ですが、Skyを通じて温かい繋がりを感じた、大きく印象に残っている出来事です。

 

今でもその作家さんたちの作品は宝物です。眺めていると、作家さんがひとつひとつ吟味し、手を使って生み出した過程があることを思い起こされます。

それをずっと思い出せるように、私も何かを作ることを続けたいなと願っています。

 

星の子たちが出会う場面をフェルト作品で再現。大切なフレンドさんたちと🕯

 

 

✦これから作ってみたい作品の構想はありますか?

今季(2025-26年)の聖なる星の日々のアイテムやモチーフは可愛らしいものが多かったので、まだまだ消化しきれず作りたいけれど保留になっているものがいくつか…。

 

ただ今後は大きな生活の変化がある予定なので、積極的な活動が出来るかはわかりません。しかし何らかの形で、これらのご縁や心に燃える灯火は繋げて行きたいと願っています。

 

 

 

✦作った作品と一緒に出かけてみたい場所や、こんな風景で写真を撮りたいというシチュエーションはありますか?

草原の様なところ、夢見の町みたいなところにいつか行ってみたいですね。海とか山とか、自然がいっぱいなところや、雪景色を一緒に見たいです。

Skyの王国と現実とを完全に同一視することはありませんが、Skyの王国っぽい何かを感じる “聖地” を見つけられたら、その雰囲気を楽しみたいです。

 

 

人間が住む現実の世界を星の子に紹介しながら一緒に楽しむような気持ちで、街でお散歩しながら撮っても良いかもしれないですね。可愛いお菓子やカフェご飯と写真を撮るのもとても好きなので、続けていきたいです。

 

cotoritoriさんオリジナルのフェルトの星の子も、季節ごとにお洒落にコーディネート。これからも一緒に過ごす素敵な時間が続きますように…!

 


 

✦cotoritori(ことりとり)さん

X@ctritrisky

「夢見の町のスケートリンクから見上げる空が大好き。

そっと覗く郵便屋さんと、卓球やマリオカートがしたいです。そして温泉に行きたい。」

 


※当記事は2026年1月に文書で回答いただいたものを元に構成しています。画像はXの投稿を元に作成し、ご本人のご確認を経て掲載しています。本文を含め転載は固くお断りいたします。

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