遂にskyも6周年、それに加えて映画化まで、おめでたいことが続きますね。花鳥卿の飾り付けからも窺えるお祭りムード、楽しげで素敵です。
日替わりのアクティビティや、チケットで交換できる周年アイテムもそうですが、何よりも、花火が毎日打ち上げられています。skyの良さのひとつは、このような美しい演出ですよね。そこに惹かれて空を飛び始めた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も先んじてプレイしていた知人からよく話を聞いていました。曰く、とても景色の良いゲームだと。多くの星の子達も、スマホのインストールアプリやSNSからそう見聞きしたかと思われます。
白く輝く広大な砂丘、 雲海に包まれた神殿。透き通った青天、サクサクと鳴る緑豊かな土地。巨木の壮大な森林、止むことのない心安らぐ雨音。疾走感のあるレース、澄んだ音が舞う蒼いリンク。濁り淀んだ曇り空、荒廃し崩れた建物。圧倒されるほど広い天空、神秘的な光たち。
そして待ち受ける転生。
多くの星の子が美しさの表現の多彩さを、存分に思い知ることになったでしょう。そうしてその感動が共有され、また新たな星の子が現れます。
初めて空を飛ぶと、最初に孤島のシンプルながらに儚げな美しさに驚かされたスズメたちもいるでしょう。また、その時に開催されていた日々やシーズンは、強く記憶に残っていると思います。
しかし、6年という月日によってもたらされた変化に驚かされた、古参勢や復帰勢の方もいらっしゃるようです。
skyのフィールドは初期に比べ、ホームでさえも例外なく変化していったといいます。見たことのある人はほとんどいない、試行錯誤の途中経過。それはそれで、なんだか気になりますよね。もし写真が残っていたら、ぜひ皆さんにも共有していただきたいです。
また、最近だと光染めの季節以降色蝶を採取できる闇花がフィールドに追加されたことで、全エリアが大きく変わりました。このような闇の花は景観を乱す、カラフルな蝶は色鮮やかで良い、などと当初は賛否両論といったようでしたが、今ではすっかり馴染んでいますね。
この闇花、違和感があると思いましたでしょうか。画素数が低いため少し見づらいかもしれませんが、こちら6周年のアクティビティでもある、ワイヤーフレームver.の闇花です。よーく見ると、白い線のようなものが見えますね。
そもそもとして、ワイヤーフレームモデルとはなにか。簡単に説明すると、3Dモデルを枠線で表現する方法のことです。ですがsky内でいうワイヤーフレームというのは“ワイヤーフレームが見えやすいように白く際立たせたり、適度に面を暗くしたり、明るくしたりしたver.”という風になります。
通常のskyは、ワイヤーフレームに面を嵌める表現のサーフェスモデルだと思われます。このモデルの良いところは、曲面などの複雑な形の表現がしやすいところです。だからこそ、skyは小物や髪型などを細かく表現できるのでしょう。
こうしてワイヤーフレームで見てみると、地面に生える草もひとつひとつ描画されているんだな、と感心してしまいますよね。一枚板かと思っていた所も、実は細かな凹みや傾斜があったりします。
また、星の子が身に纏うものに目を向けるとどうでしょう。面の溝に角、頭飾りや耳飾り、特に髪型なんかは目を凝らすと数多の線が見えてきます。
ワイヤーフレームの世界だと、いつもなら気が付かないほど些細な気遣い、制作スタッフの方々のこだわりを見つけることができるかもしれません。
最後に、アニバーサリーイベントも残り半分程です。もちろんワイヤーフレーム以外にも、楽しいことはたくさん待っています。思い残しの無いよう、各々めいっぱい楽しんでいきましょう。
