500年前の精霊たちのボードゲームのルールを本気で考えてみた

 

Shift or Shoot(SoS) <ネタ>

500年前の精霊たちの間で流行していたゲームです。
<『SoS』のルール説明>
・ 3枚ずつ板が与えられ、少し高いところから自陣へ同時に板を落とす(フォール)。その並びでゲームを開始する(板が自陣外に落ちた場合や重なってしまった場合はその板は落下地点の付近に置く)
・板は指で弾いて動かす。飛びすぎたり、思ったよりも動かなかったり…。
・自陣内で板を1枚動かす「シフト」を自分と相手で交互に行いながら隙を探り、敵陣側得点ラインに向かって弾く「シュート」のチャンスを待つ
・自分の板を含め、板を飛び越えることはできない
・相手側底辺(画像の赤ライン、青ライン)へ板をシュートできれば2点
・シュートしたが相手側の板に当たり相手側の板を盤外へ落としてしまった場合は相手に1点(盤上で動いただけならペナルティなし)
・自分の板を側面や自陣底辺に落としてしまった場合はゲーム続行(とはいえ、3枚対2枚になるので大体は相手の得点チャンスになります)
・得点後は、先手と後手が入れ替わりフォール→繰り返し
・5点先取した方が勝ち
 
 
右のおじじが攻めの姿勢ですが、後手もミスを誘う良い位置に防衛線を引いており、拮抗している前半戦です。
 
 
ぱっとルールを聞いただけだとシュートコースを塞ぐように、板を前線の敵陣ギリギリに並べた方が有利に思えるかもしれませんが、
「前方の板は後方へ弾き出されにくい(=相手のミスを誘いにくい)」
「後方の板はミスを誘うが相手のシュートコースを塞ぎにくい」という一長一短があり、

どれ位の位置に布陣を敷くかの駆け引きも見どころ。

毎回フォールするごとに初期配置が変わる中で、少しずつ位置を調整しながら相手の隙を探り合い、どのタイミングでシュートを打つか。プレイヤーの技術と決断力が試されるゲームなのです。