バーチャル焚き火で光のかけらを

なぜ9月初めに水辺で遊ぶのか、ピンとこない。 日本では、恐い謂れもあるし、水温が下がり風邪をひきやすくなるし、海だとクラゲが大発生して危ないし。 実際これを書いていたつい先日も、所用で沢に入って過ごしてい […]
【空想随筆】 静けさの庭体感記(下)

つづき。 浜辺 昔、海辺へ初日の出を見に行ったことを思い出す。 誰かが流木で焚き火を始め、缶コーヒーを片手に、ここで生きるみんなと日の出を待ち侘びる。 冬の凜とした空気、凪ぐ水面、人の動きに巻く磯の香 […]
【空想随筆】静けさの庭体感記(上)

サウンドバス、日本語だと音浴と言うそうな。 音は体を振動させる。血行を良くしたり、自立神経に作用してリラックスさせたり興奮させたり、意識を自分に向けさせ記憶や感情を想起させたり※ ……するらしい。 また賢くなっちゃ […]
【空想随筆】誰かのタイムカプセル/当たり前の有り難し

誰かのタイムカプセル ここにはたくさんの記憶が眠っている。 頑丈そうで、重そうで、目立たぬようなデザインで、大切に守られた記憶。 何のために残されたのか、誰かに伝えるためだったのか、それは未だ分からない。 た […]